二宮康明杯についての重要なお知らせ
(最後までお読みくださるようお願いします)
この度、第26回二宮杯の決勝進出者を発表いたしましたが、残念ながら決勝大会は中止することにいたしました。このところ、新型コロナウイルスの新規感染者は大幅な減少傾向にありますが、11月初旬にどのような状況になっているか見通しはつきません。300名近い選手と関係者が同じ会場で密な状況となりますのは、ワクチンを接種された方が多いとはいえ、選手、関係者の安全を考えますと、残念ながら開催を中止せざるを得ないという結論となりました。従来ならば決勝通知を郵送でお送りするところ大変申し訳ありませんが、ご案内は見送らせていただきますのでご了承ください。
協会は1984年の設立以降37年が経ち、第2回国際紙飛行機大会(シアトル)、第1回JALカップ紙飛行機大会(神戸)、再生紙による紙飛行機大会(富士)などの運営にも参画して参りました。昨年からの新型コロナ禍によって二宮杯は2年続けて中止に追い込まれました。
ただ、愛好者の皆様の安全を第一に考えた結果ですので致し方ないことではありました。
大会は各地の紙飛行機クラブ様のご協力のもと、多くの愛好者の皆様の参加が励みとなって開催してきましたが、この先従来と同じように大会を主催し、事務局運営をしていくことは様々な面で大きな困難が予想されます。そのため熟慮を重ねた結果このような結論に達しましたことにご理解頂きますようお願い致します。この度の方針につきましては二宮会長にも報告させて頂き了解を得ました。
二宮杯の主催は退きますが今後の在り方について、倶楽部原っぱ(風祭喜隆代表、中村浩子氏)様と相談させていただいております。本来ならば全国の紙飛行機クラブ様にご相談させていただきたいところですが、これをまとめていくことは大変難しいことです。風祭、中村両氏からは、決勝大会の中止はやむを得ないとご理解は頂きましたが、何とか別の日程で決勝大会を実施できないかと強い要請がありました。私としましては今年の二宮杯予選にご参加いただいた多くの紙飛行機ファンに応えるために、コロナの状況にもよりますが、来年春を目標に武蔵野中央公園で決勝大会を開催すべく計画を進めることといたしました。風祭、中村両氏からは今後の二宮杯の在り方、運営について全国の紙飛行機クラブ様にご提案をさせて頂きたいと仰っています。その折はぜひご理解、ご協力いただきますようお願いいたします。二宮杯関連についての最新情報は当面、協会のWebサイトのトップページにて発信いたします。ホワイトウイングスの発売元の㈱あおぞらも従来通り協賛して参ります。
2021年9月24日
日本紙飛行機協会 事務局長 荒木敏彦
※決勝大会記念バッジはすでに金型も完成し最終の製作に入っておりますため改めてご案内させていただく予定です。